カートは空です。
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自ら語ることの少ない生い立ちのこと、学生結婚、二度の芥川賞落選、 故郷離脱(イグザイル)、原稿流出事件、そして父との関係まで――。デビュー作『風の歌を聴け』から大ベストセラー『ノルウェイの森』を経て、最新作『1Q84』まで、重要作品を丹念に解説。いまや〈国民作家〉〈世界のムラカミ〉でありながら謎に包まれている、村上春樹の半生と作品生成の関連を探る。
平野芳信(ひらの・よしのぶ)山口大学人文学部教授、ならびに東アジア研究科教授(兼任)。著書に、『村上春樹と《最初の夫の死ぬ物語》』(翰林書房、2001年)がある。