カートは空です。
商品615/2194
平安京に豪壮と構え建つ応天門。貞観八年(八六六)閏三月十日、応天門は炎上した。火災から事変へ。応天門の変は、背景に政界の勢力図が見え隠れする歴史的な重大事件であった。三〇〇年あまりを経て、応天門炎上を題材に描かれた傑作絵巻『伴大納言絵詞』。それに登場する謎の人物は一体誰なのか。応天門炎上の真犯人は誰なのか。今日に至っても解明されない永遠の謎を古代史研究からの視点により鮮やかに解き明かす。