タカハシトシオショヒョウシュウ

高橋敏夫書評集

「いま」と「ここ」が現出する
高橋敏夫 著
ISBN 978-4-585-05502-0 Cコード 0095
刊行年月 2009年7月 判型・製本 四六判・上製 450 頁
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定価:2,420円
(本体 2,200円) ポイント:66pt

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書籍の詳細

「書評とは、〈いまとここ〉という暗闇のなかで、それまでの思考や技術を問い直す試みである」。
純文学・思想から演劇・時代小説まで、一五〇本に及ぶ書評を収録。
多様なよみの可能性を提示する、批評という「暗闘」の記録。

 

 

目次
鎌田慧『自動車絶望工場』
小林多喜二『蟹工船』
伊東一郎・宮澤淳一『文化の透視法』
又吉栄喜『呼び寄せる島』
梁石日『夢の回廊』
梁石日『ニューヨーク地下共和国』
大江健三郎他『21世紀 ドストエフスキーがやってくる』
K・ヴォネガット『国のない男』 
岩田正美『現代の貧困―ワーキングプア/ホームレス/生活保護』 
岡田利規『わたしたちに許された特別な時間の終わり』
星野智幸『植物診断室』 
青山七恵『ひとり日和』 
豊島ミホ『檸檬のころ』 
佐高信『城山三郎の遺志』 
由井正臣他編『田中正造文集』
立松和平『毒―風聞・田中正造』
城山三郎『辛酸―田中正造と足尾鉱毒事件』
吉村昭『回り灯籠』 
熊谷達也『氷結の森』 
絲山秋子『沖で待つ』 
鴻上尚史『ヘルメットをかぶった君に会いたい』
真山仁『ハゲタカ』 
篠田節子『讃歌』 
梁石日『カオス』 
宮本輝『にぎやかな天地』 
飯尾憲士『毒笑』 
稲泉連『ぼくもいくさに征くのだけれど 竹内浩三の詩と死』 
梨木香歩『村田エフェンディ滞土録』
池澤夏樹『静かな大地』 
宮部みゆき『誰か』 
岩井志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』 
坂東眞砂子『善魂宿』 
東雅夫『ホラー小説時評 1990―2001』 
稲泉連『僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由』
岩井志麻子『夜啼きの森』 
目取真俊『群蝶の木』 
鈴木康允他『日本で初めてカーブを投げた男』
…ほか多数。

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