現代語で読む歴史文学
ヘイジモノガタリ

平治物語

西沢正史 監修/中村晃 訳
ISBN 978-4-585-07067-2 Cコード 1091
刊行年月 2004年5月 判型・製本 四六判・上製 232 頁
キーワード 軍記,中世

定価:2,750円
(本体 2,500円) ポイント:75pt

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    書籍の詳細

    平治の乱の顛末、平氏政権成立の契機となった平清盛の台頭から、のちの治承・寿永の乱への展開をも暗示する、軍記もの白眉。
    読みやすい、時代小説風の現代語訳。

     

     

    目次
    ★上巻
    藤原信頼と藤原信西とが対立すること
    藤原信頼、藤原信西を滅ぼそうとして策略をめぐらすこと
    藤原信頼、源義朝と語らい、信西邸を焼き払うこと
    信西の子息たちが探し出されて捕われること
    藤原信西、奈良へ落ちのび、殺されること
    藤原信西の死骸、大路を引き回された後、獄門にかけられること
    藤原信西の妻、紀の二位局、夫の思い出にふけること
    叡山物語のこと
    六波羅から紀州へ早馬をたてること
    藤原光頼が参内し、藤原惟方の決心をかえさせること
    信西の子息たちが遠島となること
    平清盛、六波羅に帰り、後白河上皇、仁和寺に御幸すること
    二条天皇、六波羅へ御幸すること
    源氏勢揃えのこと

    ★中巻
    平氏と源氏が待賢門で戦い藤原信頼が都落ちすること
    源義朝六波羅に攻め寄せ、源頼政が変心すること
    六波羅の戦いのこと
    義朝敗北のこと
    信頼降参し、最後をとげること
    謀叛人が流罪となり、平氏が栄えること
    義朝、奥波賀《青墓》に落ちつくこと

    ★下巻
    源頼朝、青墓につくこと
    義朝、内海に着く。忠致の心変りのこと
    金王丸、尾張からはせ上ること
    長田忠致六波羅に参り、尾張国に逃げ帰ること
    悪源太が討たれること
    頼朝、生け捕らる。夜叉姫のこと
    頼朝、池禅尼の願いにより命を助けられること
    常葉が落ちのびること
    常葉、六波羅に出頭すること
    藤原経宗・藤原惟方遠流となり、赦免のこと
    悪源太が雷となる
    頼朝、遠流となり、守康の夢合せのこと

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