智慧の海叢書17
ナガサキデジマノユウジョ

長崎出島の遊女

近代への窓を開いた女たち
白石広子 著
ISBN 978-4-585-07111-2 Cコード
刊行年月 2005年3月 判型・製本 B6判・並製 176 頁
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定価:1,320円
(本体 1,200円) ポイント:36pt

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書籍の詳細

江戸時代後期、長崎にあった幕府公許の遊郭、丸山遊郭。
土地柄、遊女も外国人との交流があり、丸山遊女として海外までその名を知られていた。
人々のあこがれる西洋にもっとも近い存在であった丸山遊女。
それは、近代という嵐の到来に、最も影響を受ける立場でもあった。
当時の出島を描いた『蛮館図』の画面から消され、謎の「阿蘭陀文」を書いたとされる彼女たち。
その裏に新しい時代へとめざめる世相が浮かび上がる。

 

 

目次
まえがき
第一章 阿蘭陀通詞本木庄左エ門と『蛮館図』
第二章 舞台は出島
第三章 丸山遊女の本質
第四章 阿蘭陀通詞の実態
第五章 「阿蘭陀文」の謎
むすび
あとがき

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