カートは空です。
商品2105/2194
江戸時代後期、長崎にあった幕府公許の遊郭、丸山遊郭。土地柄、遊女も外国人との交流があり、丸山遊女として海外までその名を知られていた。人々のあこがれる西洋にもっとも近い存在であった丸山遊女。それは、近代という嵐の到来に、最も影響を受ける立場でもあった。当時の出島を描いた『蛮館図』の画面から消され、謎の「阿蘭陀文」を書いたとされる彼女たち。その裏に新しい時代へとめざめる世相が浮かび上がる。