キョウイクチョクゴ

教育勅語

少年昭和天皇への進講録
杉浦重剛 著/所功 解説
ISBN 978-4-585-32051-7 Cコード 0021
刊行年月 2024年7月 判型・製本 四六判・並製 176 頁
キーワード 思想,日本史,昭和

定価:1,320円
(本体 1,200円) ポイント:36pt

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書籍の詳細
十三歳の皇太子に講述された明快な“徳育の帝王学”

明治天皇が徳育の要点を盛り込み、自ら実践を誓った「教育勅語」。
日本中学校の杉浦重剛校長が、古今東西の名文・名言を活用し、後の昭和天皇にわかりやすく説いた御進講の全文を収録。
補注および詳細な解説も附した決定版。

*本書は『昭和天皇の学ばれた教育勅語』(2006年3月刊行)の新装版となります。

 

 

目次
「教育勅語」の原本
「教育勅語」の全文
「教育勅語」の現代語訳
「教育勅語」に学ぶ「たいせつなこと」
 十二の「たいせつなこと」/英訳「たいせつなこと」

「教育勅語」の御進講録 杉浦重剛
第一回(朕〜徳)
第二回(忠・孝)
第三回(国体)
第四回(孝道・孝行)
第五回(友愛・夫婦)
第六回(友情)
第七回(恭倹)
第八回(博愛)
第九回(修学〜徳器)
第十回(公益〜国法)
第十一回(義勇〜一徳)
補注
参考 「教育勅語」の英語訳

〔解説〕杉浦重剛と「教育勅語」の御進講 所功
人名索引
プロフィール

杉浦重剛(すぎうら・しげたけ)
安政2年(1855)近江国膳所藩生まれ。 大学南校(理学)卒業後、明治9年(1876)から英国留学。同15年、東大予備門長。同18年、東京英語学校(のち日本中学校)設立。同25年から没年(1924)まで日本中学校校長。大正3年から同10年まで東宮御学問所御用掛(倫理担当)。同13年2月、皇太子殿下(昭和天皇)と久邇宮良子女王(香淳皇后)御成婚の20日後に満68歳で逝去。主著『杉浦重剛全集』全6巻(思文閣出版)など。

所功(ところ・いさお)
昭和16年(1941)12月、岐阜県出身(小田原市現住)。同41年(1966)3月、名古屋大学大学院文学研究科修士課程修了(国史学専攻)。同61年(1986)9月、法学博士(慶應義塾大学・日本法制文化史)。令和元年(2019)11月、日本学賞受賞(宮廷儀式の研究)。
職歴:皇學館大学教員(9年間)、文部省教科書調査官(6年間)、京都産業大学教授(教養部→法学部・日本文化研究所、31年間)、モラロジー研究所教授(10年間)。
現在、京都産業大学名誉教授、國民会館理事など。

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