カートは空です。
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戦前から戦後という激動の時代を音楽とともに生きた世界的ヴァイオリニスト服部豊子。戦争の体験とその後の音楽活動、メニューインや小澤征爾などの名演奏家・名指揮者との親交、そして、香淳皇后への御進講、ウィーンへの移住など、日本と音楽の都ウィーンとの架け橋となった彼女の活動を貴重な写真資料とともに紹介。世界へ羽ばたく人びとへ送るメッセージ。クラシック音楽ファン・音楽家志望者、必読の1冊!!ウィーン楽友協会総監督 トーマス・アンギャン氏推薦!
服部豊子(はっとり・とよこ)ヴァイオリン・ソリスト。1943年、第12回毎日音楽コンクール第一位、あわせて文部大臣賞受賞。1957年から60年までウィーン国立音楽アカデミーで学ぶ。帰国後はソリストとして活発な演奏活動を行いつつ、桐朋音楽大学教授、東京藝術大学講師などを務める。1999年8月に日本のクラシック音楽の水準向上、日欧間の音楽交流における尽力および国際文化交流における貢献に対して、日本国外務省より表彰される。同年11月にはオーストリア共和国連邦政府より、学術・芸術に対するオーストリア名誉十字勲章を受章。2005年 旭日小綬章を受章。2009年オーストリア教育芸術文化省においてオーストリア共和国に対する功績に対して大名誉勲章を受章。楽友協会会員、コスモポリタンクラブ会員、ウィーン墺日協会顧問、ウィーン日本人会役員。編 集宮田奈奈(みやた なな)オーストリア・シュタイレック城美術館・文書館主任研究員。2003年国際基督教大学教養学部卒業、2007年ドイツ・ボン大学で日本学・中国学・比較宗教学で修士号(Magister)取得、2012年同大学にて博士号(Dr. Phil.)取得。2011年ドイツ外務省後援・日独修好一五〇周年記念展特任研究員、2011年から12年までドイツ・フリッツ・ティッセン財団奨学生。2015年イギリス・エジンバラ大学大学院社会科学系健康科学研究科心理療法学専攻で理学修士号(MSc)取得。2012年から13年、2015年から18年までオーストリア国立科学アカデミー近現代史研究所客員研究員。専門は、宗教史、インテレクチュアルヒストリー、東西交渉史。ドイツ語、英語、日本語での著作多数。
★書評・紹介★ 「福島民報」(2020年7月17日(金))にて紹介されました。 「岩手日報」(2020年7月18日(土)10面)にて紹介されました。 「茨城新聞」(2020年7月23日(木)文化欄)にて紹介されました。 「信濃毎日新聞」(2020年7月24日(金)7面芸能欄)にて紹介されました。 スズキメソードの月刊のWebマガジン8月1日号にて紹介されました。 「北日本新聞」(2020年8月21日(金)10面)にて紹介されました。
★関連書籍(巻末広告より)★ ●宮田奈奈/ペーター・パンツァー 編『少年写真家の見た明治日本 ミヒャエル・モーザー日本滞在記』 ●平川祐弘 著『東の自生観と西の創造観(平川祐弘決定版著作集)』 ●李賢晙 著『「東洋」を踊る崔承喜』> ●林洋子/クリストフ・マルケ 編『テキストとイメージを編む―出版文化の日仏交流』